電子立国日本の自叙伝

今更ではあるが,見直す機会があった。
初回放映から15年。
何やらタイムカプセルを開いたときのような感覚で楽しかった次第。
 
半導体産業における日本の地位は凋落し,当時と事情は随分変わっておる。
確立された製法に基づいた製造プロセスに固執するあまり,
新しい製造プロセス開発を疎かにした結果だそうな。
加えて,新興国の台頭による市場の成熟化もあって,
かつての輝かしい地位はもはや取り戻せそうにはない。
「かようなことにならんように」との教科書であると自覚した次第。